発売日 | 2023/9/29 | メーカー | Navel |
ライター | 王雀孫 | 原画 | 西又葵 |
想定プレイ時間 | 5時間 | クリア状況 | 切り上げ |
シナリオ | テキスト | グラフィック | 音楽 | キャラ | システム |
---|---|---|---|---|---|
5 | 10 | 5 | 8 | 8 | 5 |
目次
レビュー
王雀孫は色褪せぬ鬼才
それ散る20周年リメイク作品
続編がクラウドファンディングしており目標達成済み
初代から数えて3回目のプレイとなるが、
特に 何 も 変 化 な し
10年に1回ほどプレイすると「さすがの王雀孫」と思えるのですが、
やはり中盤から終盤にかけてのシナリオの消化不良は今なお健在
日常シーン、特に小町とのやり取りはぶっとんで面白いし、
主人公である舞人が口を開くごとに目を瞠ります
ヒロインも愛らしく描かれていますし、20年前を感じさせない作り(小物画像が出てこないから)
ガラケーをスマホに改変することもなかったですし、
あの異質なデザインの制服もそのまま
舞人はもっとモテて良い
これぐらい破天荒で好感触な主人公は昨今では見ない
復習してみると思ったより蛇足の部分が多く、
山彦との会話は緑川さんの力をもって尺を繋いでいるし、舞人の良いところを引き出しているが、
和美さんや和人界隈の話はさすがにスキップした
名作かと問われると未完の良作の立ち位置
リメイクでUIや画質は良くなったが、演出が強化されてはおらず、
令和の時代にフルプライスリメイクとされるには、月姫と比較になってしまう
リメイクというよりHD化といった感じ
かぐらちゃんを攻略したりはできない