ヴァルキリーの過去の姿について
2022年9月29日に発売したヴァルキリーエリュシオン
ヴァルキリープロファイルのレナス同様、このヴァルキリーには過去の姿があった
冒頭から登場してくるアルマン(CV:花江夏樹)
行商人をしながら「とある人物」を探しているアルマン
彼は、ヴァルキリーエリュシオンのゲーム内で、唯一の「グラフィックのある戦わないNPC」である
彼にはラグナロク以前の記憶がなく、誰を探しているかも分からない
探し人の容姿も分からない
しかし、探し人への想いだけが強く心に残り、滅びゆく世界でずっと顔も知らぬ人を探している
Chapter9 『世界の行く末』
このアイコンの場所に行くとアルマンに出会う
※必須イベントではないので無視することも可能
アルマンの立っている場所は、鈴蘭の群生する草原
ここで、アルマンとヴァルキリーの両人の記憶が蘇る
ヴァルキリーは農村で暮らすノーラという村娘であり、魂狩りに追われ、鈴蘭の草原で殺される
その間際、『同棲している』アルマンに、逃げろと言われて家から逃げ出すシーンが描かれる
アルマンはノーラの恋人であり、2人は仲睦まじく農村で暮らしていたのだ
ちなみに、アルマンは一緒にノーラと一緒に逃げるのだが、「また、鈴蘭畑で……!」と言い残して、
途中でノーラを置いてどこかへトンズラする
結果、ノーラは魂狩りに捕まり、オーディンの手により魂を奪われ、ヴァルキリーへ転生させられる
エンディングの分岐
アルマンと出会い記憶を思い出したノーラは、
最後、ノーラとして使命を捨てて逃げ出すか、使命を全うするかの選択を迫られる
ここで、アルマンと共に逃げ出すと、ハッピーエンドの様な演出の後、エンドロールとなる
鈴蘭畑を走り出す2人をオーディンの使い魔であるカラス(フギンかムニン)が監視している姿が描かれ幕を閉じる
使命を全うする選択をした場合、アルマンとはそこで分かれ、普通にチャプターが進む
その後、通常エンディングでオーディンを倒した場合、エインフェリア達からアルマンの所へ行けと言われる
つまり、3個のエンディング中、2個のエンディングでヴァルキリーは恋人と共に行くこととなる
ヴァルキリーに恋人が居た件について
さて、ここで、ヴァルキリー(ノーラ)に恋人がいることをどう感じるかについて書くが、
作中、イーゴンのヴァルキリーへの憧れが描かれるシーンがあるが、
イーゴンの過去はアメリア様に囚われているので脈はない
かといって、他にヴァルキリーの色恋が示唆されるシーンはない
なので、アルマンが恋人であったという点は予定調和であるし、筋書き通りと言っても良い
ここでヴァルキリープロファイルを振り返るが、
レナス・ヴァルキュリアにはルシオという幼馴染がおり、ノーラ同様、ルシオに村から逃がされるも鈴蘭の草原で命を落とす
んで、ルシオは幼馴染であるし、戦闘に参加するエインフェリアであるから、感情移入も可能だった
貴重なアイテムをくれるわけでもないし、特別戦闘の助けをしてくれるわけでもない
ハッキリ言えば、外野だ……その外野に我らがヴァルキリー(CV:鬼頭明里)が寝取られたわけである……
心中お察しいただきたい