長期間の開発を経て世界一のゲームが爆誕
何とこのゲーム2016年から開発されており、
プラチナゲームス(ニーアオートマタ等で有名)が2016~2019年まで開発
以降2020~2024年までサイゲームス大阪が開発を行っている
※Cygames大阪はCSソフト開発向けに2015年立ち上げされた
長年PVだけで全然発売されなかったタイトルであり、
どこでCMしてるのだろうと全然情報もなかったが、
蓋を開けてみたら
マルチで星晶獣狩りができる神ゲーだった
あまりに面白いので100時間以上プレイして、究極覚醒武器のランダムドロップを全て集めてしまった
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キャラ特化だからできる推しキャラ操作と育成
キャラの操作
発売時総勢19名のグラブルキャラがプレイアブルとなっているが、
その全てが独自アクションモーションと独自アビリティ8つを有している
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一番近しいので言えばテイルズなのだが、狩りゲーという所が大きく違い、
操作可能キャラも圧倒的な総数を揃えている
今後DLCで2名が追加予定(買います)
キャラの育成
最大LV100までの育成やマスタリーポイントでの強化に飽き足らず、
限界突破のランダム能力補正に、
ジーン(護石)のハクスラ要素に、覚醒武器の超やり込み要素が存在する
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それが19名もいるわけだから無限にやり込めるようになっている
「このキャラのこのアクションで遊びたい!」
「マルチで使っているあの人のキャラが強かったから育てたい!」
みたいのが沸々と湧いてきて、1人のキャラを極めるだけでは満足できない体になる
モンハンやGEは自分の分身キャラを強化するタイプであるが、
リリンクは、無双シリーズのような、プレイアブルキャラを育成するタイプで、
グラブルで人気のキャラや推しキャラを育成して遊べるという点が育成意欲をそそる
キャラの掛け合いやボイス
1人1人のキャラに命が吹き込まれており、モーション・ボイスの連動感に驚愕する
19人全員にお互いの掛け合いボイスが存在しており、
戦闘中に特定の行動を取ると専用のセリフが再生される
一番顕著なのが奥義を4人で連携する際で、
R3とL3を押し込んだ瞬間、
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「団長!!」
![](https://playershi.com/wp-content/uploads/2024/02/nav_charlotta.png)
「フェリ殿!!」
みたいに、1つ前の奥義発動者が次に奥義を発動するキャラの名前を叫ぶ
プレイしているとこれが非常に気持ちよく、ノータイムでボイスが飛んでくる素晴らしさ
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キャラグラフィック
グラブルの世界観を表現するために独自解釈をされており、
2Dで表現された揺れ物が多数含まれるキャラの動作に全く違和感がない
風による衣装の揺れはシナリオ中でかなり力をいれて描画されている
髪や衣装の大量の小物等が体に埋没せずキチンと判定をもって表現されている
狩りゲー系のキャラの髪は判定の省力化のため、短髪がほとんどなのにだ
ロングツインテールのゼタやロングストレートのルリアなど、
女性キャラの表現力が凄まじい
それでいてそのキャラでアクロバティックなアクション操作が可能なのだ
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狩りゲーを後押しする快適な環境
ロード時間が皆無
クエストに出立するときにロードがほぼない(PS5版)
連続狩猟の仕組み
ソロでもマルチでも、同一クエストに連続出撃できる
マルチだと4人全員が再挑戦を選択しないといけないが、
毎回街に戻る手間が省かれており、永久に狩りが続けられる
(良いパーティーに当たると休憩が許されないハマり具合となる)
これが野良マッチングで可能になっているのは大きく、
部屋を作って16人同時に参加しての狩りも可能
クエスト周りの設計
クエストのメインメニューが凝られており、ウィッシュリスト・難易度・戦闘種別で分けられ、
必要なクエストに瞬時にアクセスすることができる
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ファストトラベルがまさかのサブクエストまで
クリア後にファストトラベルが解放され、やり込みはここからだ!となるが、
無駄に街を歩き回る必要はなく、クエストカウンター・よろず屋・鍛冶屋に即アクセス
さらにサブクエスト完了後も、そのサブクエ発信者の元へ飛べる異次元機能
無駄のないアイテム周り
回復ポーションはクエストごとに補給される
合成やトラップといった要素はないため、即座にクエストへ出立できる
アイテム整理の必要も基本はなく、999個を上限として勝手に整理される
ハクスラ要素のジーンも、フィルターとソート機能が優秀
装備者でフィルターできるので、強化も移植も簡単
お気に入りセットも組めるし、至れり尽くせり
戦闘システムとアクションへの拘り
各キャラの特性を活かした戦闘
戦闘は全員が「アタッカー」であり、バフもデバフも回復もタンクも兼任する
さらに、キャラごとにアクションの個性が出ていて19キャラを使い込むだけで楽しい
- コンボフィニッシュでアビリティ効果が向上する団長
- 超遠距離攻撃と3段射撃タイミングを駆使するラカム
- チャージによって範囲と効果が増す中~遠距離型のイオ
- 薔薇を設置して持続ダメージと強化効果を得るロゼッタ
初期メンツを見ただけで個性あふれるシステムを載せており、
それでいて最終的なやり込みではバランスが取れている
連撃キャラはダメージ上限に悩まされるし、
一撃が重いキャラは追撃(二重ダメージ)や怒涛(ヒット数でクールタイム短縮)が乗りにくい
他にもタイミングよくボタンを押すと効果が上昇したりするキャラもいるので、
アクション性が高く、操作している感が出ている
大型モンスターの挙動が大縄跳びエオルゼア
ここは賛否両論かもしれないが、攻撃範囲が赤い帯で表示される事前予兆ゲームとなっている
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これはジャストガードやジャスト回避のしやすさに貢献している
強力な攻撃が分かりやすいため、防御系のバフをかけるタイミングが熱い
特にヴェインの無敵ガードフィールドがマルチで極めて熱く、
フィールドを貼る瞬間に、
![](https://playershi.com/wp-content/uploads/2024/02/nav_vane.png)
「みんなこっちへ!!!」
と叫んでくれる分かりやすさ
VSシリーズで
「核を使います」
と同じくらいの優先ボイスで教えてくれる
ソロもマルチも良好な戦闘システム
ソロの場合は先頭のキャラを操作し、他3名はNPCとしてパーティーメンバーが参加
AIはかなり優秀で、ジャスト回避とジャストガードを完ぺきにこなすため、
被弾率は非常に低い上、キチンと火力も出ている
しかしその3名はプレイアブルキャラであるため育成が必要となっている
このため、ソロでもやり込めばNPCを連れてPROUDまでクリア可能だが、
実際は4倍の労力が必要となる
それを解決してくれるのがマルチプレイである
マルチプレイなら1人の推しキャラを極めるだけで良い
これがマルチプレイを後押ししており、
マニアクス以上の高難度では育成が追い付かないので、マルチプレイがちゃんとマッチングする
スタンプやエモートも用意されていてワチャワチャ楽しめる
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そのマルチも様々なマッチング条件で世界中の人とマッチでき、
1戦だけプレイや連戦プレイも可能で、
ルームに入る必要もなく、マッチ後即座にクエストに移行できる
マルチ中にオンラインが切断された場合は、他3キャラはNPCに切り替わって戦闘してくれるので、
途中離脱といった心配がないのも嬉しい
荒探しするぐらいでないと悪い点が見当たらない
ここまで良い点を述べてきて、まだまだ言い足りないが、
このゲームに悪い点があるかと言われると、ほとんどないのに瞠目する
あえてあげるとすればゲームバランス面で数点
- 究極覚醒武器ランダムドロップにより親の顔より見ることになるプロトバハムート
- ボスのOVERDRIVE必殺がずっと敵のターンで1分弱回避専念させられる(カウンターが欲しい)
これは問題が大きく、例えるとレウスが超上空から火球を落としまくるとかで、一切が攻撃できない - 経験値はすぐ溜まれどマスタリーは全然溜まらない(色々なキャラが使えない)
マスタリー強化も全開放ボタンがないので解放が思ったより面倒 - 武器強化素材ドロップの効率的な箇所が無い
オートでタイユタールMk-IIを放置するぐらいか - タイユタール・ヘッドがドロップしない、マジでドロップしない
こちらの火力調整しないと頭が露出しない - ダメージ上限引っかかりすぎてジーンの4~5個はダメージ上限で埋まる
- クエスト開始時のボス出現ムービーが無駄に長い
そして、シナリオがあってもなくてもどうでもいい、無味無臭
アニメグラブル見てること前提で前日譚は一切なく、一見さんお断り
クリアまで10時間足らず
総評
とにかく操作感が非常に良く、プレイしていて楽しい! キャラの個性が活きててキャラゲーでしかも狩りゲー!
マジで、こんなド丁寧に作られたキャラアクションのマルチゲームは見たことがない
そろそろ神ゲーであることが口コミで広まり、売り上げはここから伸びていくことが予想される
この仕組みでグランブルーファンタジーを1から作って、シナリオ導入してくれてもいいくらいだし、
むしろ何故それをやらずに狩りゲーに特化したのか、
どんな……いや、いい判断だ!
既にDLCが楽しみでしょうがないし、Cygames大阪の次の作品が楽しみだし、
このリリンクをIPとして育ててG級を開発したり、
2を開発したりで大幅にボスやキャラを増やしたものも期待が高まる
この熱いゲームを大切にしてほしい
リリンクのトロフィーを見るとクリア率は40%で、
隠しシナリオやり込み率は15%、バハムートオルタ撃破率は8%(金トロフィー)となっている
発売4日目である
この点から、ユーザーのゲームへの満足度が高いことが伺える
シナリオなんかそっちのけで、やり込みに移行してプレイを続行しているユーザーが多いのだ
なにせ、ラスボスで離脱してしまうとある人物を救うイベントがやり込み後に待っている
フルボイスのムービー有りのイベントである
そのため、やり込みに意味があるのだ
しかもだ、マニアクスクリアして、プラウド難度まで進み、
全てのクエストをクリアすると、新ボスが4種類追加されるのだ(;´∀`)
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2種類は色違いだが、残りの2種は完全新規グラフィック・新規モーションの新ボスである
そこまでにクエストを周回して育成して狩りゲーづくしで40時間かかるのだが、
非常に楽しく辞め時がないのに、そんなサービスまで引っ付いてくるのだ
![](https://playershi.com/wp-content/uploads/2022/04/cropped-Gogr-n4-t1 ニッコリミクチャ用.png)
最高かよ
ゲーマーの心理をよくわかっているコンテンツ作りだと思った
色々書いたけどとにかく、みんなマルチやろうぜ!!