2022年のコンシューマーゲームを振り返って
2022年は2021年に続き発売タイトルが少な目であったものの、
ポケットモンスターが2作発売された年で、
任天堂Switchのタイトルに大作が多い年でした。
なおこのページは動画化するにあたって原稿用にしたためているので、
ゲームの実際の動きを見たい方は動画の方を参照ください。
ランキング候補一覧&2022年発売購入タイトル
ありがたいことに、XboxGamePassで無料でプレイできるCSタイトルがそこそこあったので購入金額は抑えられた。
(月額払ってるから無料じゃないけど)
3月と9月が目白押しで、珍しく12月の発売タイトルが少なかった
惜しむらくは毎年1作は出ているアトリエシリーズを落としている点だろうか
さすがにスパロボとアトリエはプレイ時間を確保する余裕がなかった
仕事辞めたらプレイしたいタイトルだ……30年後か???
2022年神ゲーランキング
第5位 スプラトゥーン3
任天堂Switchから2022年9月8日に発売されたスプラトゥーン3
なお私はスプラトゥーンシリーズを真面目にプレイしたのはこの3が初めてで、1をちょろっと触った程度だった
最初の頃は猿のようにプレイしてしまうくらいに楽しいゲームであった
そして、何故5位なのかと言えば、やはりこのゲームは対戦ゲームであるという点だ
多数の武器があるためバランスが取れているかと言われると、かなりバランスは悪いと言わざるおえない
旧作も毎回毎回バランス調整アップデートをしているぐらいなので、
今作もそれに漏れず数週間で弱体化されたブキがある
総じて、若年層を取り込むことに成功したTPSの金字塔であり鉄板ではあるものの、
長時間プレイするとゲームプレイの幅が狭くなり、強制を感じるので心離れてしまったタイトルである
Coop協力モードであるアルバイトは難易度が高すぎるし、好きなブキが使えないため、
このあたりを強化してモンスターハンターのように協力プレイ専用タイトルとして出してもいいかもしれない
第4位 SDガンダム バトルアライアンス
各種マルチプラットフォームから2022年8月25日に発売されたバトアラ
個人的には非常に面白かった
SDガンダムと謳っておきながら、中身はガチガチの史実ガンダムゲー
やり込み要素はキャピタルを溜めて好きな機体を強化する、隠し機体を解禁するといったことだが、
シナリオが面白すぎるため、クリア後は結構やる気が低下すると思う
ハードモードならではのサービスシナリオが欲しかった印象
詳細なレビューについては別ページで記載してあるのでそちらを参照
第3位 Vampire Survivors(ヴァンパイアサバイバー)
今年のインディーズゲーム業界を最も熱く賑わせたタイトル
CS機(Xbox)でも発売しており、620円という破格である
Steamでは499円
あまりにも人気が出たので、「ヴァンサバライク」というジャンルを発祥した本家本元
このタイトルのフォロータイトルが後日大量に出てくるのだ
もし似ているゲームをプレイしていないのであれば軽く20時間以上は熱中してしまう沼ゲーム
1プレイの最大時間は30分であるが、倍速モードで15分に縮めて経験値アップバフも可能
この気持ちよさが辞められず、ついつい何度もプレイしてしまうわけだ
特に欠点が見当たらない神ゲーである
第2位 Pokemon LEGENDS アルセウス
2022年1月28日に発売したポケットモンスターのスピンオフ作品 ポケモンLE
なんと、この世界では人はポケモンと相いれず、互いに争い合っていた
さらにはポケモンに街を焼かれたり、両親を殺されたり、かなり暗い世界観で、
後半ではポケモンを使って殺戮を行うアサシンまで出てくるぞ!
このゲーム、かなりやり込んでしまったというか、ポケモン図鑑を生涯初めてコンプリートして、
真のラスボスであるアルセウス戦までプレイしてしまった
ていうかポケモン図鑑完成(全ポケモンのガチ捕獲)までがちゃんとしたシナリオルートになっており、
今後の主人公についてやら、アルセウスの正体についてなどが語られ、
図鑑完成がおまけ要素ではないのだ
ゲームは非常に面白く、素早さ先手ゲーであるものの、ターン制を廃しており、
隠しでアクティブゲージのようなものがあり、連戦の場合ゲージ引継ぎで相手が必ず先手になったりする。
そのため、素早いポケモンがずっと先手で攻撃を加えてくるということはない。
力業や速技といった技にアレンジを加えて攻撃力や速度に補正を加えることができ、
従来のポケモンとは違った戦い方ができる
何でSVで劣化して飛べなくなったのか意味が不明なくらい空を飛ぶのが気持ちよく、
海も山も空も、全てを縦横無尽に移動が可能だ
隠しポケモンも隠しらしい配置で存在しており、
出現方法や進化方法も調べなければ分からないのだが、図鑑完成にはついつい躍起になって攻略してしまうのだ
シナリオ進行も図鑑進捗度に連動しているので、タスク処理ゲーが好きな人向けである
ポケモントレーナーが存在しない世界感なので、
バトルでジムリーダーがいなく、熱い戦闘が行われない欠点はあるものの、
自分一人だけポケモンを使えるという優越感に浸りながら、大型ボスポケモンを倒したり探索するゲームとして、
本編とは違う形で完成されていた
ぶっちゃけポケモンSVより面白い
処理落ちもバグってゲーム終了もない
第1位 モンスターハンターライズ サンブレイク
2022年6月30日に発売したモンハンライズの大型拡張パックサンブレイク
代表モンスターのメル・ゼナを始めとして、キュリアと呼ばれる共生体を基軸に置いた赤きアップデートタイトル
それが拡張されたのだから悪くなろうはずもない
新モンスターはかつての四天王のような立ち位置のモンスターぐらいで、
あとは色違いで水増しされている
今までの拡張パックと似たような系譜で、G級追加となったが、
最終的には、キュリアによって強化された傀異モンスターとの戦闘がやり込み要素になった
この傀異モンスターが問題で、部位にまとわりつくキュリアを破壊すると大ダメージとなるが、
それが固定ダメージであるため、全体的な体力の底上げがされてしまった
傀異モンスターにはCPUを連れていけないのでソロにはツライ仕組みであった
傀異錬成が新たな発掘装備やら護石掘りにあたり、
傀異モンスターを狩って手に入るアイテムを使ってランダムで付くスキルを選別していく
悪くはないが、良くもなく、時間の無駄を感じた
さすがに何か月もサンブレイクで狩り続けるのは無理があるので、
1か月ごとにモンスター追加とか、
ユーザーが飽きない方法を考えた方が良いと感じた
総じて、堂々の1位というわけではないが、消去法で今年1位のタイトルである
Steam版はSSDにインストールすればロード時間が全くなくなるので休みなく狩り続けることができる
番外編 ランク外だったタイトルたち
何故ランクインしなかったのか
そんなタイトルたちの詳細を見てみよう
ELDEN RING(エルデンリング)
ゲームオブザイヤー(GOTY2022)を獲得したフロムソフトウェアのエルデンリング
シナリオも初見では全く理解できないので解説やら攻略やら頼りになること請け合い
ファミ通からギャグマンガが出ているのでこれはオススメ
(※ほかにマトモな解説書籍がない)
で、なんでこのゲームがランクインしていないのかというと、
このゲームの本質はバランス劣悪のクソゲーだからです
でも神ゲーです
その実、何度も何度も修正が入り、ぶっ壊れ戦技は大幅下方修正されました
「アクション部分」が難しいからソウルライクっていうのは分からなくもないのだけど、
エルデンリングは、「戦技」が全てです
実際、霜踏んでれば、R2連打だけでゲームクリア可能です
めちゃクソ簡単です
逆に、強い戦技以外の戦技を使ったり、純粋に通常アクションの攻撃だけでクリアは地獄です
終盤は雑魚すらボス同様の強さを誇ります
そんな相手に打ち勝つには、こっちもぶっ壊れ戦技使うしかないわけです
あとは、強化の仕組みが25段階になったので、
強化アイテムがどこで手に入るかを知っているかで難易度が変わります
そんなバランス劣悪ゲームでありながらゲームオブザイヤーを取っているのは、
そのバランスに目を瞑れば、本質的には他を寄せ付けない神ゲーだからです
まあ、スポット以外には世界の隅に行っても何もないことが99%を占めてるので、
オープンワールドの意味が薄いというのも欠点ではありますが
個人的にはデモンズソウルのようなステージ形式の方が、無駄なく遊べると思うのは時勢に沿ってないのであろうか
ポケットモンスタースカーレット・バイオレット
満を持して登場した、ポケモン正統シリーズのポケモンSV
年末商戦に合わせ発売されたこともあり、
あらゆるトレンドとブームを持って行った本作
何故ランクインしていないのか?
従来のポケモンと違ってオープンワールドになって、
どこでも自由に行けて、どのジムリーダーからも自由に戦えて、3つのルートが楽しめる!
という触れ込みでした
結局、いつもの、居合斬りや波乗りで制御されたシナリオと同じ仕組みでした
さらに、ゲームの最適化で全くできておらず、処理落ちが多数発生
ついでにゲームはバグ満載だし、強制終了でセーブデータが吹っ飛ぶ有様
ポケモンレジェンズで出来た空を翔けるプレイも無くなり、
できるのは崖登りだけ
ブレスオブザワイルドはブレスオブザワイルドだから許されているのだ
テラスタル変更のテラピースのためにレイドをするのに疲れたトレーナーたちは、
最終的にバグイドン使ってアイテム増殖のマクロに手を出すことになった
さすがにこれでランクインはないだろう
2022年総評
2022年はこれといって、神ゲーに出会える年ではなかったですね
去年の風雨来記4を未だに引きずってプレイしているくらい去年が良かったです
今年は北海道にも沖縄にも行きました
全て風雨来記のおかげです
そんな人生を変えてくれるような神ゲーに出会えることを信じて
今年2023年もゲームに出会いに行きましょう