笠松競馬場 シンデレラグレイ賞レポート

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2022年4月29日開催 笠松競馬場11Rシンデレラグレイ賞

シンデレラグレイ賞とは

Cygamesと事業提携をしたことはかつての記事で書いているのだが、
そのメインのイベントであるシンデレラグレイ賞が開催された。

2022年4月29日の17:25出走、11Rのシンデレラグレイ賞は、
白毛・芦毛限定かつ笠松所属馬限定の特別レースで、ウマ娘プリティーダービーとの公式コラボレースである。
ウマ娘ファンには、当日にもらえるクリアうちわも魅力的な特典だ。

見誤ったウマ娘人気

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始発前 4:18

既に笠松競馬場正門前には待機者がいる……徹夜組だ。

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8:14

笠松競馬場のtwitterからは「混雑が見られ」との発言があり。

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同時刻

10:40開門の予定は、2時間10分繰り上げられ、8:20開門となる。

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8:58

待機列の人数が1500近くになる。

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9:05

先着プレゼントのクリアうちわが配られ始める。

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10:28

クリアうちわ配布終了

開門予定時間の10:30より前に、クリアうちわの配布が終了する事態となった。

待機列は第2駐車場を横断し、木曽川堤防まで延びていた
駐車場は満車に近い状態だが、車通りは少なく、ほとんどの人が電車で来ていたと思われる。
観客誘導も特殊になっており、本来高架近くの道路を素通りするのだが、
4月29日は横断歩道を渡らせる施策が取られており、かなり遠回りして正面入口へ移動することとなった。
普段は地下通路を右手に回るのを、左手に回ることとなる。

入場までは1時間以上を要し、空前絶後の込み具合となった。

写真の込み具合は16:30頃なので落ち着いているが、
朝の時間帯は職員は大混乱だったろう。

マークシートも食事もなくなる!?

各生放送動画サイトやSNSでは、
投票するためのマークシートが無くなった
食事が全て売り切れで職員食堂まで解放された
と言った言葉がまことしやかに囁かれていた。

実際の所、マークシートは潤沢に用意されていたし、
各食堂もイタリアンカフェを除いて元気に活動していた。(イルファンティーノは閉まってた)

現地は大雨、不良馬場でのビチャビチャ開催

朝は曇りであったが、11:00頃から雨が降り始め、閉門まで降り続いていたので、
馬場は不良となり、ダートはびちゃびちゃ
後ろの馬が追えないような状態になっていた。
観客もガッツリ傘をさしていることからも雨の強さが分かる。

東・中央・西の表スタンドは、屋根との距離があるため、前列はかなり濡れており、
満員っぽく見えて、ちょくちょく席が空いていた(お尻濡れるからね)

大賑わい・超売り上げのレース

11Rシンデレラグレイ賞だけでなく、他のレースでも拍手が巻き起こり、
笠松に奇跡が起こっていた
競馬初心者の私でも記念に馬券を買うくらいだ、
入場者のほとんどが馬券を買っていただろう。
前日のSPⅠに迫る勢いの売り上げ5億を達成し、シンデレラグレイ賞単体では8千万円規模だった。

大成功のウマ娘事業提携

観客動員数、売り上げを見れば大成功、奇跡の熱狂を見せた笠松競馬場オグリキャップ記念シリーズ。
しかし、うちわを手に入れた人は、入場者の何割だったのだろうか?
メルカリなどで速攻で転売されており、遠方から訪れたウマ娘・シングレユーザーの手に行き渡らなかったのではないか。

今回のCyagamesとの契約は、ウマ娘キャラでの収益を得ない事を前提としたものであり、
物販もなければ、通販もないとしている。
そのため、入場特典がない場合、馬券と写真ぐらいしか思い出に残るものが無くなってしまう。

各競馬動画配信サイトも盛り上がり、通常の10倍前後の同時接続数、
現地も若い層が競馬、しかも地方競馬に一喜一憂する姿は、ウマ娘効果が絶大であったことを物語っている。

オグリキャップ記念シリーズは5月2日(平日)まで続く。

今後のCygamesとの提携はどうなるのか、
シンデレラグレイはアニメ化するのか、
今回動員した観客は今後も笠松競馬場に足を運んでくれるのか、
うちわは増産されるのか
課題と心配事が尽きないが、ひとまずは、ありがとう笠松競馬場、ありがとうウマ娘

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