2022年4月29日開催 笠松競馬場11Rシンデレラグレイ賞
シンデレラグレイ賞とは
Cygamesと事業提携をしたことはかつての記事で書いているのだが、
そのメインのイベントであるシンデレラグレイ賞が開催された。
見誤ったウマ娘人気
既に笠松競馬場正門前には待機者がいる……徹夜組だ。
笠松競馬場のtwitterからは「混雑が見られ」との発言があり。
10:40開門の予定は、2時間10分繰り上げられ、8:20開門となる。
待機列の人数が1500近くになる。
先着プレゼントのクリアうちわが配られ始める。
クリアうちわ配布終了。
待機列は第2駐車場を横断し、木曽川堤防まで延びていた。
駐車場は満車に近い状態だが、車通りは少なく、ほとんどの人が電車で来ていたと思われる。
観客誘導も特殊になっており、本来高架近くの道路を素通りするのだが、
4月29日は横断歩道を渡らせる施策が取られており、かなり遠回りして正面入口へ移動することとなった。
普段は地下通路を右手に回るのを、左手に回ることとなる。
入場までは1時間以上を要し、空前絶後の込み具合となった。
写真の込み具合は16:30頃なので落ち着いているが、
朝の時間帯は職員は大混乱だったろう。
マークシートも食事もなくなる!?
各生放送動画サイトやSNSでは、
「投票するためのマークシートが無くなった」
「食事が全て売り切れで職員食堂まで解放された」
と言った言葉がまことしやかに囁かれていた。
現地は大雨、不良馬場でのビチャビチャ開催
朝は曇りであったが、11:00頃から雨が降り始め、閉門まで降り続いていたので、
馬場は不良となり、ダートはびちゃびちゃ
後ろの馬が追えないような状態になっていた。
観客もガッツリ傘をさしていることからも雨の強さが分かる。
東・中央・西の表スタンドは、屋根との距離があるため、前列はかなり濡れており、
満員っぽく見えて、ちょくちょく席が空いていた(お尻濡れるからね)
大賑わい・超売り上げのレース
11Rシンデレラグレイ賞だけでなく、他のレースでも拍手が巻き起こり、
笠松に奇跡が起こっていた。
競馬初心者の私でも記念に馬券を買うくらいだ、
入場者のほとんどが馬券を買っていただろう。
前日のSPⅠに迫る勢いの売り上げ5億を達成し、シンデレラグレイ賞単体では8千万円規模だった。
大成功のウマ娘事業提携
観客動員数、売り上げを見れば大成功、奇跡の熱狂を見せた笠松競馬場オグリキャップ記念シリーズ。
しかし、うちわを手に入れた人は、入場者の何割だったのだろうか?
メルカリなどで速攻で転売されており、遠方から訪れたウマ娘・シングレユーザーの手に行き渡らなかったのではないか。
今回のCyagamesとの契約は、ウマ娘キャラでの収益を得ない事を前提としたものであり、
物販もなければ、通販もないとしている。
そのため、入場特典がない場合、馬券と写真ぐらいしか思い出に残るものが無くなってしまう。
各競馬動画配信サイトも盛り上がり、通常の10倍前後の同時接続数、
現地も若い層が競馬、しかも地方競馬に一喜一憂する姿は、ウマ娘効果が絶大であったことを物語っている。
オグリキャップ記念シリーズは5月2日(平日)まで続く。