【良ゲー】完全無料でクリアまで60時間のモンスター育成配合コロプラ新作ゲームがひっそりと配信開始【新作感想】

目次

その名はモンスターユニバースことモンユニ

2023年1月24日にマジでひっそりと何の告知もなく
コロプラから配信されたモンスターユニバース(Monster Universe)

ダウンロードや検索で出てこない時は「MONSTER UNIVERSE」で検索しよう

対応ハードはAndroidとiOSで、steamのPC版とデータの共有ができる
steamのタイトルは Volzerk:Monsters and Lands Unknown というタイトルである

モンユニはどんなゲームなのか

ソシャゲを展開しているコロプラから配信されたゲームなので課金ガチャゲーとお思いでしょう?

しかし、このゲームは落とし切りの非更新型のほぼオフラインゲーム
コンシューマーゲームとソーシャルゲームの間に位置する

クリアまでのプレイ時間は60時間とも言われており、
完全無料でクリアまでプレイができるという太っ腹システム

じゃあどこに課金要素があるのか、というと、
キャラクターが課金。しかして個別買い切りシステム

単品と2キャラセットが販売される

モンスターは自由に捕獲配合ができるが、
そのモンスターに乗るキャラクターが有料となっている

後で説明するが、キャラクターはモンスターを大幅に強化するロマサガRSのスタイル補正みたいなのを持っている
さらにキャラクターは配合強化の中枢となるハーツと呼ばれるスキルを持っている

能力補正率とハーツの性能が段違いな有償キャラ

クリアまでは自由だ、しかし強化やり込みには課金が必要というバランスである

ゲームシステム

モンスターライドでアクション

簡単に言ってしまうと、

モンスターハンターストーリーズをアクションゲームにしたようなゲーム性である

そこまで操作は複雑ではなく、通常攻撃と武器ごとの特殊攻撃、さらにSP消費のスキルが4種
ステップ回避に必殺技が1つ

パーティーは3人体制なので交代ボタンもあり、
後ろに下がっているキャラはSPが回復する

そのほか、強敵モンスターにはブレイクシステムがあり、
大振りの瞬間にスキルを当てるとブレイクになり攻撃が全てクリティカルになる

ワールドとクエストの仕組み

このゲームはオープンワールドではない
さらに言えば、RPGのような街から街を旅するゲームでもない

従来のソーシャルゲームのように、ホームからクエストを受注してキャラストや探索、1マップのフィールドに出撃する
クエストが終了したらまたホームへ戻ってくる

ホームのメニュー

それを考えるとアクション本編のモンスターハンターのMO形式と似ている

ホーム画面からは育成・配合・強化・スカウトなど、
あらゆるシステムに即座にアクセスが可能である

シナリオやキャラクター

シナリオは、ヴァルザハーク(リオレウス)の分かれた10個の魂?を集める物語

主人公は、モンスターが大好きすぎて、二つ名を「変態」にされた頭おかしい女の子
ムツゴロウすぎて、モンスターからのあらゆる暴力を快感に感じている

変態の名を欲しいままにする主人公のフィーナ

登場キャラクターのほとんどは有料キャラクターで、
各チームの隊長格がたくさん出てくる

メインクエストをこなすことでシナリオが進行する
そのほかキャラクタークエストが存在する

大ボリュームのエピソード

マウモンの入手方法

このゲームのモンスターは仲間になるとマウモンとなり、マウントすることが可能

仲間にするには相手をフルボッコにしてぶち倒し、倒したら確率でリンク成功となり仲間になる

そこから♂と♀と配合することで、次の世代のモンスターが獲得できる
世代システムは最大5世代となっており、5世代同士の配合ができない

つまり1世代モンスターを16匹集めることで、
8匹の2世代、4匹の3世代、2匹の4世代、1匹の5世代、と配合していくことになる

ここにやり込み要素である厳選が入るのが面白い所である(後述)

キャラクターとハーツ、そして当たりキャラ

最初に手に入る3人のキャラクター以外は有償と思っていい

星2~星3キャラクターの一部はゲーム内通貨を用いて手に入れることができる

しかし星4キャラクターは1人だけ無料で入手することができる
その中で当たりと呼ばれているのが火槍のルシュトである

ぶっ壊れのルシュト

汎用性の高い攻撃力アップハーツで固められており、
範囲攻撃と速度を兼ね備えた槍というのも大きい

弱点は女の子キャラクターでないところぐらいである

ゲームのやり込み要素について

このゲームの真骨頂はやり込み部分にある

まず着目すべきは「ハーツ」である
1モンスターにつき、1回だけ、キャラクターからハーツを取得できる

このハーツの取得は3種類からランダムで1つ獲得でき、
さらにハーツの枠にはランクがあり、ランクが高いほど強いハーツとなる

つまり、1世代目で1回ハーツを獲得して、5世代まで継承すれば、最大で16ハーツを獲得できる
で、Sランクハーツの特定のハーツを厳選していく作業がやり込みとなっている

さらに、キャラとモンスターには属性と対応する武器種が存在し、
対応するキャラのハーツしか覚えられないし、ライドオンすることもできない

そして、配合には♂と♀という風に性別が分かれている必要がある

ここまで聞いて、途方もない捕獲とハーツ厳選が発生することが分かるであろう

ゲームの問題点について

パートボイス

このゲームには最序盤以外ボイスが存在しない

パートボイスもかなりボイス量が少なくなっている

女の子が主人公ということもあり、アトリエシリーズのような印象を受けるし、
モンスターハンターストーリーズや原神に似たグラフィックなのも後押しして、
フルボイスで然るべきという印象を受けるのだが、実際は無音

そのため、主人公以外のキャラクター性を掴みづらい

モンスターの骨格が一緒

このゲームのモンスターはほとんどが使いまわしである

序盤から同じような形のモンスターが大量に出てくる

モンスターファームのように原種が存在していて、それを掛け合わせて種類を増やす、というレベルではない

原種が居たら、その属性違いが4種いて、その4種の世代が5種いる
それだけで20種とカウントされる
そしてその骨格は一緒なので、モーションや外観が瓜二つなのである

で、その原種の色違いというかちょっとガワを変えたモンスターがいて、
それも属性違いと世代違いでカウントされる

なので、骨格数が極々少数になっているため、
ポケモンのような個性あふれるモンスターに出会うことはないし、
テリーのワンダーランドのように、配合からレアなモンスターを作るということもできない

単純に能力だけを高めていき、外観はずっと同じ……というような遊び方になってしまう

総評

何故広告を打たなかったのか、不思議なゲームである

無料ゲームとしてみたら良作であり、
クリアまで遊べて60時間というボリュームは他では類を見ない

アクション性も悪くなく、やり込もうとすればずっとやり込んでいられる
そうして沼にハマれば課金誘導ということもできる

やはり弱点としては認知度の低さだったり、
主人公以外のキャラクター性の弱さ、モンスターの個性の低さだったりなのだろう

変態は強い

キャラもモンスターも魅力に欠けるというのは大幅なマイナス点である

どちらか一方に力を入れるべきなのだが、課金要素で仲間として増やしにくいキャラにリソースを割いているため、
プレイユーザーの大多数がキャラに感情移入できない

さらに変態主人公は極めてキャラクターが立っているので、
他のキャラクターが割を食ってしまい、さらに空気感が増した

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